前回記事はこちら ↓ 「ほんとうの道徳」1
「ほんとうの道徳」1 ~教育哲学者が語る「道徳」~ - 多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ
あ~~ 「哲学対話」を、授業でもだけど、まずは職員室でやってみたいよ~~~
お盆休みでもそんなことを考えている変態、多趣味おばちゃんです。
…もちろん、教育以外のことも考えています。3日間、川遊び。
川遊びに3日間夢中な甥っ子から
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2019年8月16日
名言でました!
「魚の世界では、カニが警察で、クジラが市長」
遊び込むって素晴らしい!#遊び込む #探究 #田舎ならでは pic.twitter.com/U3rmPl3RgD
…あれ? やっぱり教育に結びつけて考えてるやん!
いやいや。教育と無関係のこと、考えてる!
17年前に買った1万円の安物ギターの音に満足できなくなって、マーチン買った!
家も買った! 家具もだいたい選んだ!
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2019年8月15日
オンライン英会話 #ネイティブキャンプ で、
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2019年8月16日
カメルーンの女性と初めて話した!Learningがrunningに聞こえたらしく…私の英語はまだまだだと思い知った。
アウトプットは大変。リスニングやシャドーイングに比べると断然。だからこそ敢えてやる!
子守りしながらも、自分の時間も確保!!!それにしても多趣味~~楽しい~~寝不足~~金欠~~~
さて、前置きが長くなりました。やっと道徳の話。
- 作者: 苫野一徳
- 出版社/メーカー: トランスビュー
- 発売日: 2019/06/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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第1章です。
道徳って、そもそも一体何なのでしょう?
単純に考えるなら、それは「よい」「正しい」行いや考えのこと。
でも、「よい」「正しい」行いや考えって、一体何なのでしょう?
ん~~、法に反していないこと、かなあ。
でも、法に反していなくても、例えば「順番抜かし」はよくないことだしな…
…大多数から認められるようなこと、かなあ。
でも、認められなくても「よい」「正しい」こともありそうだし、その逆もありそう。
例えば、本当は好きなのに、「ごめん、もう別に好きな人ができたから」と言って別れる
(実は相手を思ってのことだった)のは、
「相手のことを本当に思えばこその決断だ」と大勢から共感されて認められそうだけど、
「本当に愛し合っているのだから、何があっても乗り越えられるはず」
「相手の気持ちを大切にしていないし、自分の気持ちにも嘘をついている」という意見も出そう。
…私の実家の普通と、旦那の実家の普通は、全然違う。どっちがよい、正しいなんて、ない。
…結局、絶対に「よい」「正しい」なんて、ないんだ。
苫野さん曰く
学習指導要領に記載された(中略)これらの項目は、残念ながら絶対に正しいとは言えないものばかりなのです。
!!!(今度、全項目について吟味してみたいと思います!)
そして、
文部科学省も、もちろんそのことはよく理解しています。
そりゃそうか。だから、評価も数値化はしないし、「考え、議論する道徳」をめざそうとしているんですよね。
にもかかわらず、もしも先生が、それぞれの価値を、「子どもたちに教えるべきもの」として考えていると、
「議論したけど、結局そこに持っていくんかい!」
「それって結局、きれいごとじゃない?」
「先生はどんな答えを求めているのかな」
と子どもたちは学習し、授業は「茶番」になる。
そう述べられています。
…確かに。確かにそうだ。私もそれは分かっていたはず。
でも、先日の道徳の時間に『命の重さはみな同じ』という登場人物の考えに納得させよう、持っていこうとしていた自分がいた!!
…私と同じような先生方、いらっしゃるような気がします。
私の修行はまだまだ続きます。
次回は第2章「道徳とは何か?」です! 哲学的~~~わくわく~~~
つづく
追記2019/08/20
私の大好きな番組、Eテレの「Q」で、こんな回がありました!
私もよく言い訳しちゃうんだよな。
www2.nhk.or.jp