多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

宇野弘恵先生の道徳授業観

Twitterで知った、私のお気に入りの一人は、宇野弘恵先生です。

以前から、「文体が素敵、文才がある、特に高学年の指導について的を射た具体的なことを書いておられる」と感じてフォローさせていただいていましたが、

道徳の授業について書かれていた夏のツイートに心震える思いがしたのです。

 以上のことは、下の先生の新著の前書きにも書かれていました。

 こちらには内容も紹介されていますね。 

www.meijitosho.co.jp

 

・・・わかっていてもできないこと、

大人になっても多いですよね。

それに、

わかっていると言いながら本当はわかっていないこともある。

 

したくても、自分ではどうすることもできない時もある。

 

宇野先生の「清濁併せもった自分という人間」という表現が好きなんですが、

まさに人間とはそんな存在ですよね。

 

そんな自分が、自分の人生をどう生きるか、

今も、これからも考えていけるようにする時間。

そんな授業ができたらなと、理想、信念を新たにした夏です。

 

それは、「自分を大切にする時間」でもあると思います。

どの教科の授業でも、子どもたちが自分の考えをもてるようにするけれど、

道徳の授業は特に、自分の生き方を見つめるわけで、

それは、自分の生き方、自分自身を大切に思わないとできにくいことだと思うからです。

算数での「どうでもいいや」も残念だけど、

道徳で「どうでもいいや」は悲しすぎる。自分の生き方なんてどうでもいいやと言っているように聞こえる。

せめてそうならないように、

本気で向き合いたくなる教材、発問、議論にしたい。磨いていきたいと思います。

 

そのための具体を少しでも形に。。。

本書で学んだことを形にしたい…

 

まず、一人一授業公開まであと4日(汗)