多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

物語か、実話か 子どもの目線で道徳科

先日、「銀のしょく台」の授業を拝見した際、

最後にある児童が「これ、実話?」とつぶやいた。

 

なるほど、そこは気になるところなのだ。

実話だったら説得力があるのだ。

つくり話だったらそこまでではないということだ。

 

「青の洞門」は、禅海の実話と、小説家菊池寛が創作した了海の話がある。

「銀のしょく台」は創作。

 

実話教材か創作教材か、この差は子どもの目線で見ると思っていた以上に大きいのかもしれない。

 

では、「銀のしょく台」に似た実話を基に授業をするとどうなるだろう。

こちらのサイトの、下の方に、実話と思われる話が載っていたので紹介する。

 

seishonyumon.com

 

 うむ、これを紹介して、発問をどう組み立てるか。

内側発問→外側発問

うーむ

ほとんどヴィクトリアさんの会話文で主張だし、ライアンくんの描写がないしなあ

それを補おうとすると、創作になる。

 

結局、「銀の燭台」の授業の終末に紹介する方がいいのかな。

 

 

教科書教材を批判的な目で見るけど、結局はよくできているんだな。

万人がそれなりの授業の質で授業できるようにできているんだな。