多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

現実的なオンライン+α授業を探る

withコロナ社会、休校長期化が現実的となり、

学校として、どう子どもたちの学習権を保障するか、

考える毎日です。GWだけど。

 

プリントや課題を与えて、復習+新出の内容を学習することを続けていっても、

できる内容が限られ先に進みにくいし、モチベーションが上がらない子はいるし、理解定着のための助けが打ちにくい。

 

生活リズムを整えることや、先生や友達とのつながりの確保という点も考えると、

なおさら、

 

①紙だけでない「画像や動画、音声」、

②時刻を決めての配信「リアルタイム性」、

③何かしらの「双方向性」

 

が必要だと思います。急に完璧にはできないとしても、

他の自治体を参考にして、決して進んでいるわけではない本校でも何とかできるとも思います。

 

もちろん、各家庭のICT環境には差があります。

さらに、1年生、6年生を優先して登校させようとか、分散登校させようとかいう指針が、文科省から近々出ます。

つまり、我々に求められているのは

「デジタル+アナログ」「環境差に対応」の「ハイブリッド学校」「フレキシブル学校」です。

 

昔、電話がない家庭があっても学級連絡網はあって、

そんな家庭には走って行って伝えていたらしい。

電話がない家庭があるから学級連絡網をやめようという話にはならず、どうにかした訳です。

現在も同じ。オンライン環境や、保護者が子どもの学習にかけられる労力や時間に、差があっても、何とかそれを補いながら進めるしかないのだろうと思います。

 

しかも、教職員も在宅勤務で出勤できない日があります。

中には、園や学校に行けない子どもの面倒を見なければならない、私のような人もいるわけです。

それでも試行錯誤し進めていけるようにしなければなりません。

何からどうすればいいのでしょうか・・・

 

まずは、職員の会議や情報伝達をデジタルで行う環境を作るべきだと思います。

例えば、Googleのアカウントを一人ひとりに与え、

メールやチャット、スレッド、音声通話、ビデオ通話、ビデオ会議などができるようにし、それを必要に応じて使い分ける。

 

個人パソコンがない職員も実際にいますが、たいていのものはスマホでもできます。マルチプラットフォームのものを使えば、これは早々に実現可能でしょう。

といいつつも、幹部は目まぐるしく変わる状況に忙しい。だから、幹部以外で

「チーム」をつくる。

「教職員のデジタル環境構築チーム」「児童の学びの保障方法を探るチーム」

リーダーを中心に、情報収集、試行錯誤を重ね、幹部に提案する。

そうでもしないと、全てが後手後手で遅くなります。

 

できれば市単位でそうしてほしいところ。

 

今私は、個人でできる情報収集をしておいて、提案できるように準備。微力ですけど。

いてもたってもいられない性分でして^^;

フェイスブックのこのグループが大変参考になっています。

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娘と散歩してきます。

 

つづく