この「かかえこみ」で手を離すのが怖いという子や先生、そしてこれをせずに前方支持回転ばかり練習する人が多いことに気が付いた。
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2020年6月27日
低学年から布団干しゆらゆら、中学年で肘かけ振り、かかえこみ振り(ブランコ)を十分にやってステップ踏む必要を理解し各学年で取り組めるよう啓発していきたい! https://t.co/bW6XKlORv9
算数で「割合」がわかるようになるためには各学年で分数等どんな学習が大切かや、
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2020年6月28日
国語で学力テストのこの問題が解けるためには各学年でどんな段階を踏むか意識せよとは毎年のように校内研修であるけれど、
体育の系統性や段階の必要性はなかなか機会がないのが現実・・・作らねば。
最近は、技能の系統性について考える日々です。
例えば、体育では、昼休みに鉄棒で、前方支持回転をしたいけどできない子や先生、逆上がりをしたいけどできない子が目の前にいて、見てくれ、教えてくれを言われる。
その子にどんなステップをアドバイスするか。その場で考える。とっさに出てきますか?
そして、下手な研修受けるより、そんな場面に遭遇して、自分で必死に考える方が教師の身になるような気がする。
例えば、
逆上がりのためには、どんなステップが必要だろうか。何も見ずに考えてみるのはいかがでしょうか。
……私がまず考えてみます。
「ダンゴムシ」で脇を締めて支えることや、
「布団干し」「足ぬき回り」「こうもり」で逆さ感覚。
ではその前の運動遊びのステップは?
遊具では
遊具の登る、降りる、横移動で、棒を握る感覚、棒に体を引きつける感覚・・・
ジャングルジムやろくぼくで膝をかける、登り棒二本で逆上がり、逆さま忍者・・・
雲梯で膝をかけて進む「なまけもの渡り」・・・
マットでは
カエルの足うち、壁のぼり逆立ち、首倒立・・・
親子遊びでは
親子で向き合って手を握り、「お父さんのぼり」や「お母さん逆上がり」・・・
……
こう考えていくと、低学年をよく受け持つ先生は、余計に、「今の運動遊びが、どんな技につながるか」を意識して授業に臨まなくては!
その「ダンゴムシ」は、逆上がりの基です!
その肋木遊び、のぼり棒遊びでは、登らせるだけではもったいないですよ!!
あんな技、こんな技、しました?!
それ、全部、逆上がりの基の、足抜き回りの基ですよ!!
その意味でも、やはり、どの教員も上学年も下学年も受け持つ機会が必要だと強く感じます。
感化された方は、同様にして、「前方支持回転」に至るステップを、自力で考えてみましょう!!