「学び」のパラダイムシフト…コンピテンシーベースの教育をオンラインでも教室でも
分散登校となると、担任がオンライン授業する時間はなくなるな。。。
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2020年5月2日
学校再開指針、全国に通知 分散登校を推奨:日本経済新聞 https://t.co/mdo99PD03b
しばらくオンライン授業のことばかり考えていましたが、
分散登校の指示が文科省からありましたので、おそらく勤務校もそうなるでしょうから、
今後は、いかに分散登校を円滑に進めるか、
何を学校でして、何を家庭でさせるかについて考えたいと思います。
田舎の小規模校は、そもそも人数が少ないので、普通に毎日通学して授業を進めていけるのでしょう。
そうでない学校は、
クラスを半分に分けて1日おき又は午前午後で分けて登校させた場合、
同じ授業を2回して、多めの家庭学習をチェックして評価して、、、
これは、
在宅勤務で教材研究どころではない。できることを今のうちにしておかなければ大変なことになりそうです。
ということで、ブログ更新はほどほどにしておきます!
さて、けれども、この数日、オンライン授業のあり方を自分なりに探ったことは、無駄ではありませんでした。
感染者が増加すると休校になるでしょうから、もちろんその時のために準備しておかなければなりません。
それ以外に、です。自分への気づきです。
自分は、オンラインツールで、漢字や計算の決まった課題を出しそれをチェックするだけのことはしたくないのだと分かりました。
もちろんそれがないよりはあった方がモチベーションの面からも心のつながりという面からもよいとは思います。
けれど、私は、「本当の学び」を子どもたちと一緒にしたい、つくりたいのだと、改めて気付きました。
アナログ的な行為を単にデジタルに置き換えただけでは、その「学び」のパラダイムは本質的に同じであることを自覚すべき
そんな社会にあってSociety3.0の社会を生きる資質・能力を育むのに有効だった一律・一斉の子供を受動体とする授業はもはや通用しない。だからこそ、新学習指導要領はコンピテンシーベースの学びの重要性を訴え、その実現に向かう具体的なアプローチとしてアクティブ・ラーニングを提唱した。
はたして今、まさに行われようとしているオンライン授業は、新しい学習指導要領がその具現化を目指す子供たち一人一人のコンピテンシーを育むものとなり得るのか。コンピテンシー、特にGrit(やり抜く力)と自己調整の力の育成に向かうオンライン授業こそが求められている。到達目標があり、それを達成させるために知識と技能を授ける昭和・平成の授業をオンラインで行うことから、いかに自己調整の力を育む「学び」の場としてオンラインを活用するかが問われている。
コンピテンシーベースの教育を、オンラインでも、教室でも。
新指導要領の考え方を、我々は意識しているのか。
オンライン授業になったのに、いやなったからこそ、先生が余計に子どもをコントロールしようとはしていないだろうか。あれしなさい、これしなさい、家でも制服で授業を受けなさい(⁉︎)…今こそ、学びのコントローラーを少し手放し、生徒の選択肢を増やし、そして徹底サポートする教育を目指したい。
— 苫野一徳 (@ittokutomano) 2020年4月21日
休校によって授業時数が減ったから土曜日や夏休みに授業をして時数確保しようっていうのは、どうしても未だにコンテンツベースで物事を考えている気がしてならない。
— 松村英治@小学校教員 (@EijiMatsu725) 2020年4月19日
本気でコンピテンシーを育成しようとするのであれば、これだけの教材と時数が本当に必要なのかを吟味すべきではないか。
やっぱり今大事なことは、当たり前だけど、子どもたちの声をちゃんと聞くことだ。言葉にできなくてストレスを感じている子も少なくない。その場合は、大人が上手に聞き取って言葉にする。その上で、より幸せな学びや生活を「子どもたちと一緒に作る」。大人が一方的に与えるのではなく。
— 苫野一徳 (@ittokutomano) 2020年4月27日
そして、風越学園はこんな風に進めているんだと。スタッフ自身が自由の相互承認を実践している。
最大限の試行錯誤をすること。こんな状況だからこそ、なにがよいかは事前にわからない。たくさん試してみるしかないのです。「大切にしたいこと」は一緒でも、方法はいくらでもある。https://t.co/83yLgnLbHW
— Naoki Iwase (@gorigo) 2020年4月27日
整理されていて非常に参考になった!!!
— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@Obachandoeeeesu) 2020年5月2日
Afterコロナの「公平最適」「ニューノーマル」の境地を展望する!
目先の遠隔授業からこんな展望が。
何となく考えていたことが言語化されていてスッキリ!https://t.co/jpTOncYqly
この記事にはかなり刺激を受けました。
マクロな視野で展望しながら、目の前のことに向き合いたい!!
そして、Eテレの中ではこんなのが好きなんだと分かった。
私がオリジナル学習歌を作るのも、
覚えることを効率化して、
そういう「学び」の時間を生み出すため。