多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

「学び」のパラダイムシフト…コンピテンシーベースの教育をオンラインでも教室でも

 

しばらくオンライン授業のことばかり考えていましたが、

分散登校の指示が文科省からありましたので、おそらく勤務校もそうなるでしょうから、

今後は、いかに分散登校を円滑に進めるか、

何を学校でして、何を家庭でさせるかについて考えたいと思います。

 

田舎の小規模校は、そもそも人数が少ないので、普通に毎日通学して授業を進めていけるのでしょう。

そうでない学校は、

クラスを半分に分けて1日おき又は午前午後で分けて登校させた場合、

同じ授業を2回して、多めの家庭学習をチェックして評価して、、、

 

これは、

在宅勤務で教材研究どころではない。できることを今のうちにしておかなければ大変なことになりそうです。

 

ということで、ブログ更新はほどほどにしておきます!

 

さて、けれども、この数日、オンライン授業のあり方を自分なりに探ったことは、無駄ではありませんでした。

感染者が増加すると休校になるでしょうから、もちろんその時のために準備しておかなければなりません。

 

それ以外に、です。自分への気づきです。

自分は、オンラインツールで、漢字や計算の決まった課題を出しそれをチェックするだけのことはしたくないのだと分かりました。

もちろんそれがないよりはあった方がモチベーションの面からも心のつながりという面からもよいとは思います。

けれど、私は、「本当の学び」を子どもたちと一緒にしたい、つくりたいのだと、改めて気付きました。

 

www.kyobun.co.jp

 

アナログ的な行為を単にデジタルに置き換えただけでは、その「学び」のパラダイムは本質的に同じであることを自覚すべき

 

そんな社会にあってSociety3.0の社会を生きる資質・能力を育むのに有効だった一律・一斉の子供を受動体とする授業はもはや通用しない。だからこそ、新学習指導要領はコンピテンシーベースの学びの重要性を訴え、その実現に向かう具体的なアプローチとしてアクティブ・ラーニングを提唱した。

はたして今、まさに行われようとしているオンライン授業は、新しい学習指導要領がその具現化を目指す子供たち一人一人のコンピテンシーを育むものとなり得るのか。コンピテンシー、特にGrit(やり抜く力)と自己調整の力の育成に向かうオンライン授業こそが求められている。到達目標があり、それを達成させるために知識と技能を授ける昭和・平成の授業をオンラインで行うことから、いかに自己調整の力を育む「学び」の場としてオンラインを活用するかが問われている。

コンピテンシーベースの教育を、オンラインでも、教室でも。

新指導要領の考え方を、我々は意識しているのか。

 

 

 

 

 

そして、風越学園はこんな風に進めているんだと。スタッフ自身が自由の相互承認を実践している。

 

 

この記事にはかなり刺激を受けました。

マクロな視野で展望しながら、目の前のことに向き合いたい!!

 

 

 そして、Eテレの中ではこんなのが好きなんだと分かった。

www.nhk.or.jp

 

www.nhk.or.jp

私がオリジナル学習歌を作るのも、

覚えることを効率化して、

そういう「学び」の時間を生み出すため。