「深い学び」とは何か。いかに生むか。1
「主体的・対話的で深い学び」
校内研修で、「深い学び」が、他の2つよりもイメージしにくいということから、
これがどういったものかについて、田村学氏の講義VTR視聴後、グループ協議し発表し合いました。
水泳記録会の後だったのに誰も寝る気配がない視聴と議論。
まさにこれが「思考が深まっている」様子だ、
まさにこの中に「思考を深めるコツ」が詰まっている! と感じました。
一部を下に書きます。
・具体例を想起し、説明する。
6年理科なら、「生物のつながり」で、「我が市では起こっている例はないだろうか」と問いかけ、家の人等に聞いてくる。
ヒトは養分をどのように体内に取り入れているかを、グループでホワイトボードにまとめて発表し合う。それで終わらず、その中でよいものを選ぶ。
社会なら、「縄文時代と弥生時代、どちらに住みたいか」理由を述べ合う。
国語なら、地域の紹介パンフレットを作る。
道徳なら、「感謝マップ」を描いてみる。
学習の振り返りの中で、自分の意見の変容を書く。(メタ認知)
→単元課題レベル、1授業の課題レベル、発問レベル、問い返しレベル。それぞれのレベル(次元)があるなあ。
→発問か、活動か、それ以外の手立てか という
・問いのおかげ 他の人の問いに答える。または、自問自答する。
「じゃあ、毎時間、実生活に結びつけて考えればいいの?」「毎時間やるの?」「『教えて考えさせる授業』の「理解深化問題」との関係は?」「例えば、自分の意見の変容を書く、という活動は?」「VTRの例(小学校総合)のように、数人が意見を言って、他の子が聞いて納得、それでいいの?」
頭フル回転。
→今回は自然に問いが生まれたが、「あえて問いを立てる」ことも必要、有用と感じた。
・後で議論することを伝えてからVTRを視聴する。
→見通しの大切さ。 →アウトプットを意識したインプット。
・議論したことをホワイトボードにまとめて発表する。
→議論しっぱなしではなく、さらにアウトプットすることで、思考が整理される。表現力が鍛えられる。