多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

2年生道徳(東京書籍)5の教材研究「いそいでいても」 

5「いそいで いても」【礼儀】

 

「挨拶は、相手を大切にすること」

「挨拶をすると、自分も相手も気持ちがいい。自分も周りも明るくする」

そんなことに気付けるには…

 

ほぼ指導書どおりでいこうと思います。

導入の「(題名の)『いそいでいても』の後にどんな言葉が続きますか」

題名を使うアイデア、いいですね!5年「心のレシーブ」を思い出します。

 

だから、終末もこれに立ち返って発問したいと思います。

「たくやさんが気づいたことはどんなことだろう」

「いそいでいても(    )。だって、(           )。」

 

 

それと、中心発問で、問い返しをして揺さぶりをかけて深めたいと思います。

「少しでも早く先生に伝えた方がいいのでは?鍵を落とした子が早く見つかってその子が喜ぶから。」

(鍵を落とした子の気持ちももちろん大切だけど、ノックや挨拶をしなかったら、先生はびっくりする。イライラするかも。)

(職員室は先生が仕事をするところだよ。急に入ってはいけないよ。)

(鍵を落とした子もうれしいし、先生もうれしい方がいい。)等

「それなら、後から『急に失礼しました』って言えばいいのでは?」

(先に言った方が嫌な気持ちにならないよ。)

 

これならどの子も自然に主人公の気持ち、気付きを述べたり書いたりできそうな気がします。

 

そして、発問2での「動作化」。役割演技と動作化は今年の私のテーマの一つでもあります。

この場合、鍵を見つけて「だれかの家の鍵かもしれない」と言い、大あわてで職員室にいくところから動作化して、「ちょっと待って」と言われるところまでするようになりますね。「ちょっと待って」と言う役が教師でしょうね。役割演技と違って、全員でやるのが動作化ということでしょうか。

 

楽しみです。

 

板書は、指導書の例は視覚的に捉えづらいと思うので、

「会話文」と「挿絵」を順に提示し、吹き出しのようにして心情を書きたいと思います。

 

学習指導要領解説より抜粋

「礼儀とは、相手の人格を尊重し、相手に対して敬愛する気持ちを具体的に示すことであり、心と形が一体となって表れてこそ、そのよさが認められる。…」

 

 

以上、慌てて相手の話に入り込んで要件を伝え、後から「失礼しました」となりがちな私の考察でした。相手への敬意も足りないし、それを形で示す大切さも足りないのかもしれない、と、自己を見つめる機会となりました。

…そういえば、こんな自分の話を授業の最後にするのは、どうでしょうかね。

「価値を温める」ためには、価値のよさが具体的に表れるエピソードの方がよいと思いますが…

 

あ、職場の先輩で、理想とする姿を体現されている方がいらっしゃるので、その方の話をするのがいいかもしれません!

♪ひらめき~~~~

 

書きながら思考が深まるとはこのことですね。