多趣味おばちゃん 小学校教員のメモ

気が合う人、教育について語り合おうぞ!学習ソングも作曲中。

授業

道徳科を学び直す 坂本哲彦氏の著書 神本!

「分けて比べる」道徳科授業 作者: 坂本 哲彦 出版社/メーカー: 東洋館出版社 発売日: 2018/01/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 持っています。そして、読んだはずなのに… 改めて読んでみた今、感動すら覚えます。 明快! 「分けて比べる」…

なぜ「読み物で心情追求」授業が一般的になったのか 豆知識

読み物教材を通して心情追求する一般的な授業スタイルに疑問を抱いていた私ですが、 最近、同僚の授業を見る機会が多く、中にはその良さを感じるものがいくつもありました。 「心情追求スタイル」に納得いかないのではなく、 ①深まりや気付きのない授業に納…

「許す」とは何か 道徳「銀のしょく台」を通して(続編)

前回記事↓ の続きです。 shochandoeeeesu.hatenablog.com 道徳教科書の「銀の燭台」について考えていたら、 「『許す』とはそもそも何か」 ということについて自分の中でよく整理できていないことに気づいて、 ネットでも調べてみました。 その中で、下のペ…

11「相互理解・寛容」について考えた  「銀のしょく台」(東京書籍)を通して

2019/10/17 一部追記 11 相互理解,寛容 〔第3学年及び第4学年〕 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,相手のことを理解し,自分と異なる意見も大切にすること。 〔第5学年及び第6学年〕 自分の考えや意見を相手に伝えるとともに,謙虚な心をもち,…

こんな提案したかった。「すんまへん」でいい 6年「節度・節制」授業を終えて

(2019/10/04、2019/11/03 部分的に更新) 東京書籍の教科書の【「すんまへん」でいい】という教材文で校内公開授業をしました。 1組 2組 こんな反省だらけの授業の指導案や写真を載せるのはいかがかとも思いますが、叩き台として、記録として載せます。 1…

宇野弘恵先生の道徳授業観

Twitterで知った、私のお気に入りの一人は、宇野弘恵先生です。 以前から、「文体が素敵、文才がある、特に高学年の指導について的を射た具体的なことを書いておられる」と感じてフォローさせていただいていましたが、 道徳の授業について書かれていた夏のツ…

【器械運動】私、体研でした。おすすめ動画一覧

Twitterで知った、三次先生。体操に精通しておられます。 それ以外のご実践も参考になります! 動画等がパッと見られるように、ここに一覧にしておきます! 鉄棒 鉄棒の降り技って後回しになりがちだと思うのですが、逆だった!「降り技でできる気にさせる」…

所見をスラスラ書く極意★普段に活きる・普段を活かす★

教員向けの投稿サイト 「フォレスタネット」 https://foresta.education/estanet/home に、いくつか投稿してみました。 アカウント名「わだおばちゃん」です。 (登録していないと閲覧できないと思います。) その中から、今回はこちらを転載します。 「クリ…

「ほんとうの道徳」3 ~「道徳」とは何?~ 

前回記事はこちら 「ほんとうの道徳」2 https://shochandoeeeesu.hatenablog.com/entry/2019/08/16/181713 あ、私がサマリーしなくても、こんな記事にまとまっていました!#苫野一徳 #ほんとうの道徳https://t.co/GJX7RG9E2j— しょ@小学校♪母♪作曲♪漢字 (@O…

「ほんとうの道徳」2 授業を茶番にしていた私…

前回記事はこちら ↓ 「ほんとうの道徳」1 「ほんとうの道徳」1 ~教育哲学者が語る「道徳」~ - 多趣味おばちゃん 小学校教員のメモあ~~ 「哲学対話」を、授業でもだけど、まずは職員室でやってみたいよ~~~ お盆休みでもそんなことを考えている変態、…

「ほんとうの道徳」1 ~教育哲学者が語る「道徳」~

私の愛読書。 ほんとうの道徳 作者: 苫野一徳 出版社/メーカー: トランスビュー 発売日: 2019/06/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 概要は、苫野一徳氏の投稿記事に掲載されています。 https://m.facebook.com/story.php?sto…

「ゴーマンかましてよかですか?」中学校の英語の先生!

同じ校区の中学校英語科教員と小学校教員と5人で話し合い。中学校は、もろに受験のための学習になりがちなんだと感じた。「30語くらいで英作文ができるようにしたい」とおっしゃっていたので、必然性や必要感は?と尋ねたが明確な返答なし。SiriやGoogle翻訳…

私の原体験1 ~第15回 教室『学び合い』フォーラム全国大会in福岡

1日目の最後に、その日の午後に6年生算数の実践発表された先生が壇上で語られたのですが、そのお話にものすごく共感したんです。 (もう今年でご退職らしい。ラストランまで熱く燃え、挑戦し続ける先生に感服!そうありたいと思った!) その先生は、学級…

Youはどうして福岡に?~第15回 教室『学び合い』フォーラム全国大会in福岡

家庭事情で1日目だけの参加。それでも大収穫の一日でした。 知り合いができ連絡先も交換できました。 Twitterで新たなお知り合いも増えました さて、1日目の午前に、「YOUはどうして福岡に?」等を紹介し合って話す時間がありました。 そういえば、どうし…

「対話」でこそ気付く「分かったつもり」~第15回 教室『学び合い』フォーラム全国大会in福岡

2019/08/03 行ってきました、第15回 教室『学び合い』フォーラム全国大会in福岡 #学び合いフォーラム 大変お世話になりました!家庭事情で1日目しか参加できませんでしたが、感想の一部をアップしました!「対話」でこそ気付く「分かったつもり」~第15…

「深い学び」とは何か。いかに生むか。3 思考ツール

そして、参考資料として、研修主任から「シンキングツール」「思考スキル」の紹介がありました。 みんな興味津々。 私は、「本もってるから明日もってきます!」と言ったけど、家にない。。。 あ、ゆめタウンで立ち読みして結局買ってないんだ(笑) 私が以…

「深い学び」とは何か。いかに生むか。2 振り返りの威力!

「深い学び」といって脳裏に焼き付いているのは、 去年の校内研修で観た、この動画。 中学校理科の授業後に、田村学氏が生徒に問うのです。 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて:校内研修シリーズ №25 「ヒトはチンパンジーとオランウータンのどち…

「深い学び」とは何か。いかに生むか。1

「主体的・対話的で深い学び」 校内研修で、「深い学び」が、他の2つよりもイメージしにくいということから、 これがどういったものかについて、田村学氏の講義VTR視聴後、グループ協議し発表し合いました。 水泳記録会の後だったのに誰も寝る気配がない視…